“ESSってご存知ですか?”
暑い暑いと言いながらもふと空を見上げると、浮かんでいるのはうろこ雲☁️☁️☁️秋の空ですね。写真は先週友人を訪ねた際、広島県竹原市で撮影したものです。
この友人とは大学時代ESS(English Speaking Society)という部活動で知り合いました。当時のESSはディベート、ディスカッション、スピーチ、ドラマ、などのセクションに分かれて活動していました。運動部がインカレなどの大会を目指して厳しい練習をするように、ESSでも春や秋に全日本規模の大会があり、それに向けて日々活動をしていました。
文化系のサークルの大会と聞いてもピンと来ないと思いますが、特にディベートの試合などは迫力満点でした。あるテーマについて賛成か反対かを表明し、自分の意見の正当性を主張していくのですが、アタッシュケース(何故かアタッシュケース😆)に自分の意見を裏付けるデータや相手の意見に不利なデータをギッシリ詰め込んで(当時はラップトップのコンピュータやタブレットなど なかったですからデータは紙ベースですよ😅) 意見を言う度、また相手に反論する度に「このデータが目に入らぬか!」と根拠を示すという具合でした。
ディスカッションやスピーチにしても自分の意見を論理的にまとめて、組み立てて、それぞれの意見に丁寧に裏付けをしていくという訓練を積み重ねる事でかなり論理的思考力が養われると思います。実際、私はディスカッション セクションでしたが、それらの訓練はロンドンに留学をした際にとても役に立ちました。
いきなり英語でなくとも、日本語ででもこうした意見の組み立て練習をしていくと、いざ英語で文章を書いたりプレゼンしたりする際、文章が自然な流れになるのでおススメできます。
ESSは今考えると日本人同士で下手な英語であーだこーだと言い合って、一風変わった団体でしたが、英語力の基礎である論理的思考力と生涯の友を得られたのは本当に貴重だったなぁと実感しています🍀