多くの外国人が混同する「震度」と「マグニチュード」

西日本豪雨に始まり、台風21号、北海道胆振地震と災害続きの夏でした。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

毎回地震が起きる度に日本語を勉強している生徒さんにお伝えするのが、日本独自の「震度」についてです。ほとんどの外国の方はマグニチュードと震度を混同しています。地震のエネルギーを表すマグニチュードは世界共通ですが、揺れの強さを表す「震度」は日本独自のスケールです。

今回の北海道の地震はマグニチュードでは東日本大震災に比べるとそれほど大きな数字ではなかった為、海外でもそれほど大きくは取り上げられなかった印象を受けます。

しかし実際の揺れに関しては震源地で震度7を記録し、最大級の揺れであった事がわかります。

日本に暮らす外国人の方々にこの震度とマグニチュードの違いを教えて差し上げてください。以下に英語とイラストでわかりやすく説明されているリンクを貼り付けておきます。

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“ESS”ってご存知ですか?

 

“ESSってご存知ですか?”

暑い暑いと言いながらもふと空を見上げると、浮かんでいるのはうろこ雲☁️☁️☁️秋の空ですね。写真は先週友人を訪ねた際、広島県竹原市で撮影したものです。

この友人とは大学時代ESS(English Speaking Society)という部活動で知り合いました。当時のESSはディベート、ディスカッション、スピーチ、ドラマ、などのセクションに分かれて活動していました。運動部がインカレなどの大会を目指して厳しい練習をするように、ESSでも春や秋に全日本規模の大会があり、それに向けて日々活動をしていました。

文化系のサークルの大会と聞いてもピンと来ないと思いますが、特にディベートの試合などは迫力満点でした。あるテーマについて賛成か反対かを表明し、自分の意見の正当性を主張していくのですが、アタッシュケース(何故かアタッシュケース😆)に自分の意見を裏付けるデータや相手の意見に不利なデータをギッシリ詰め込んで(当時はラップトップのコンピュータやタブレットなど なかったですからデータは紙ベースですよ😅) 意見を言う度、また相手に反論する度に「このデータが目に入らぬか!」と根拠を示すという具合でした。

ディスカッションやスピーチにしても自分の意見を論理的にまとめて、組み立てて、それぞれの意見に丁寧に裏付けをしていくという訓練を積み重ねる事でかなり論理的思考力が養われると思います。実際、私はディスカッション セクションでしたが、それらの訓練はロンドンに留学をした際にとても役に立ちました。

いきなり英語でなくとも、日本語ででもこうした意見の組み立て練習をしていくと、いざ英語で文章を書いたりプレゼンしたりする際、文章が自然な流れになるのでおススメできます。

ESSは今考えると日本人同士で下手な英語であーだこーだと言い合って、一風変わった団体でしたが、英語力の基礎である論理的思考力と生涯の友を得られたのは本当に貴重だったなぁと実感しています🍀